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まだ お袋には時間が必要
- 2009/08/30(Sun) -
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未だに後悔している
あの日、家に帰った事を

帰らずに傍にいたら最期を看取れたと

医院長に言われた事を聞かなければ良かったと

今後もお世話になるから文句も言えないと
田舎の人らしい気遣いをしつつ後悔

俺が話してやれるのは

あなた達 夫婦はホントに仲が良かったこと

最期の日まで傍にずーっと一緒にいれたこと

俺はそれが叶わなかったから羨ましいことだと 

寝たきりで口もきけず反応も出来ないような生き方を選ばず
みんなに迷惑かけずに死んでいったんだと


泣いてばかりの日が続いたある日
隣に親父が寝ていて
「お父さん来てたの?」と声を掛け
手を伸ばしたら消えたって言ってた

お袋は「泣いてばかりおらんでしっかりせんか」って
言いに来たのかもって言ってたわ




入院中 色んな人が見舞いに来てくれた

みんな口を揃えて言う言葉が「頑張って!」

もうやばいかもとなったある日

親父は母親に言いました

父  「みんな 頑張って!頑張って!ばかり言うて!
    ガンで先のない人間が何を頑張るか!?」

母親は「そんな事はない 頑張って治して家に帰ろう」と励ますしかなかったと

そんな父にある先生が声をかけた


先生  「お父さん もう頑張らなくて良いよ~ お父さんはみんながびっくりするくらい頑張ったよ
      もう無理して頑張らなくて良いんだよ 良く頑張ったね~ 偉いね」

親父はその先生の言葉がホントに嬉しかったって言ってたそうな


父  「お母さん 俺はあと何日生きるか? 葬式はどうすっか?
    金はあるか?」

親父はそういう質問を母親にしていたが 母親は正直に話せる訳もなく
ただ誤魔化していた

母親はあの時、正直に話した方が良かったのかもと考えてる

自分の寿命が分かった人間は 
死を覚悟し生きているうちに
話しておこうと思う事があると聞いたそうな

亡くなる数日前に会った俺も 
ホントに話したい事は話せなかった 
確かに後悔している


親父と暮らした家で一人 夜になると写真を見て
好きだったカラオケを唄う親父のテープを聴きながら泣いてるそうな


父  「俺が死んだら葬式で俺の歌を流してくれw」

親父の願い通り 通夜と葬式に歌声が流れた



少しは悲しみが和らいだかと思っていたが

母親の中では まだまだのようだ


俺  「くよくよしとらんでこっち遊びに来い!孫と遊んでろ
    泣いてる暇ないぞ!w」



こっちに遊びに来れるようになるには
まだ時間がかかりそうだわ








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